この関数ではJitter analysisを行います。 乱数で生成した初期値を使ってvpa計算を再度行い、推定結果が同一になるかを確認することで、収束の良さを測る診断法です。

do_estcheck_vpa(res, n_ite = 10, sd_jitter = 1, what_plot = NULL, TMB = FALSE)

Arguments

res

VPAの結果のオブジェクト

n_ite

繰り返し試行数。

sd_jitter

乱数の分散(logスケール)

what_plot

作図したい年齢を与える。term.F = "all"出ない限り、最高齢(+グループ)の初期値の結果のみを図示する。NULLで全てのterm.fを図示、ある特定の年齢のterm.Fを図示したい場合はnumericで与える必要がある。

TMB

繰り返し計算をTMBで行う

Value

返ってくる値:

initial_value 乱数で生成された初期値が得られる。

p_name 与えた初期値(最終年の記載年のF)の名前が確認できる。

value 各試行の推定値、尤度、収束診断、ヘッセ行列が得られる。

graph 推定値と尤度について、それぞれ図が得られる。

See also

https://ichimomo.github.io/frasyr/articles/Diagnostics-for-VPA.html

Author

濵邉昂平, 市野川桃子